Astep-1LT／PostProcess 船舶操縦性能計測システム

商品について

ジャンル：メーカー向け

海洋
造船業

AStep-1LT（エーステップワン・エルティー）は、DGNSSによる高精度な測位機能を利用し、速力・船体運動の計測を行う船舶操縦性能計測システムです。速力・航跡の計測と同時にジャイロ、風向・風速などの計測データの収録を行います。記録されたデータは後処理ソフト「PostProcess」を使用し、潮流修正や帳票・報告書作成を行います。

特徴

AStep-1LTの主な特徴

海上試運転海域の制約がない
天候に左右されない
大勢の乗船計測者を必要としない
後処理ソフト「PostProcess」による報告書作成作業の簡素化

新機能

Windows10対応をはじめ、基本機能を大幅にバージョンアップしました。
VDR対応によりさらに設置/撤去が簡単になり、小型艇等ジャイロを持たない船舶でも計測が可能になりました。

Window10対応
VDR(船舶情報記録装置)とLAN接続により計測が可能
アナログデータ取り込みに対応
GNSSコンパスに対応
PostProcess Excel形式の帳票出力に対応

システム構成

ビーコン一体型高精度 12 チャンネル DGNSS モジュールを使用（精度1-3m）
Windows10上で動作
測位更新間隔 1～0.2 秒（1～5Hz）で高速艇にも対応
超高精度測位方式 RTK（Real Time Kinematic）GNSS 使用可能
旋回試験潮流修正機能
ジャイロのシリアル信号（NMEA）を入力、船体の Yaw 角を表示
風向･風速などの各航海計器のシリアル信号を入力・表示・記録
日本水路協会のデジタル海岸線図の入力表示 ※1
関連ソフトウェア「PostProcess」（後処理、解析・帳票作成ソフトウェア）※2
VDR(船舶情報記録装置)とLAN接続により計測が可能※3
アナログデータ取り込みに対応
ジャイロ非搭載船でもGNSSコンパスで計測が可能NEW

※1 ※2 はオプション
※3 VDR対応機種は別途お問い合わせ下さい

接続図

【従来方式1】 (VDR 端子からRS422出力)

【従来方式2】 (VDR 端子からRS422出力無線LAN接続)

【新方式】 (VDR LAN出力無線LAN接続)

表示画面

対応する試験項目

速力試験
旋回試験
Z 操舵試験
停止惰力試験
USCG試験
前後進試験
スラスター試験
低速試験
Williamson’s Turn試験
スパイラル/逆スパイラル試験
その他

PostProcess

PostPocess（ポストプロセス）は、データ処理、分析、及び、ドキュメンテーションのために開発された、AStep-1のエクステンションソフトウェアです。

Data Processing, Analysis 及び Documentation のために開発された統合ソフトウェアのパッケージで、AStep-1LTで行った海上試験での計測データを処理・解析し、必要な帳票を出力することができます。

各種帳票はMicrosoft Excel形式で出力されるため、レイアウト調整やラベル追加など、柔軟な編集が可能となりました。

保守点検プログラム

AStep-1LT保守点検プログラム(有償)に加入して頂くことで、年1回のGNSS精度検証および検証報告書作成、機器の動作確認、ソフトウェアの最新マイナーバージョンアップ版への更新を受けることができます。

その他製品に関するご案内

導入実績

AStep-1LTは、全国数多くの造船所様にてご採用いただいております。

九州日立造船株式会社／石川島播磨重工業株式会社横浜／佐世保重工業株式会社／株式会社大島造船所／三菱重工業株式会社長崎造船所／岩城造船株式会社／常石造船株式会社／今治造船株式会社丸亀工場／今治造船株式会社今治本社工場／佐伯重工業株式会社／川崎重工業株式会社坂出工場／旭洋造船株式会社／桧垣造船株式会社／海上自衛隊　横須賀造修補給所／尾道造船株式会社／函館どっく株式会社／サノヤス・ヒシノ・明昌株式会社／日本鋼管株式会社／今治造船株式会社西条工場／三菱重工業株式会社下関造船所／神田造船株式会社／新来島どっく株式会社／浅川造船株式会社／渡辺造船株式会社／ Tsuneishi Heavy Industries, Cebu ／幸陽船渠株式会社／南通COSCO川崎船舶工程有限公司／海上自衛隊　舞鶴造修補給所／福岡造船株式会社／株式会社IHIマリンユナイテッド呉／株式会社名村造船所／北日本造船株式会社／株式会社ヤマニシ／佐々木造船株式会社／伯方造船株式会社／内海造船株式会社／下ノ江造船株式会社／株式会社栗ノ浦ドック／福岡造船株式会社長崎工場／株式会社川崎造船神戸潜水艦設計