SmartPile クラウド型地盤改良管理システム
商品について
- i-Con
SmartPile(スマートパイル)は、GNSSを用いて杭芯の位置誘導と施工状況の進捗管理を行うシステムです。従来の施工機誘導で生じていた「人員と手間のかかるTSを使用した事前測量」「施工結果が残らない」「誘導員と施工機が近いために起こる接触事故」などの問題点を、IoT技術とRTK-GNSSで改善した地盤改良管理を実現します。取得した位置座標を使用することで施工機の位置と方向を表示し、オペレーター自身で施工機の誘導を行え、施工時に施工結果を残すことが可能になります。
- ユーザー様専用
特 徴
SmartPileの主な特徴
- RTK-GNSSで杭中心へ正確な誘導
- 人員削減と安全施工の両立を実現
- 施工部分を自動で色分け、確実な進捗管理を実現
- 堅牢型多機能タブレット端末「HDT320」を活用
システム構成
SmartPileは、堅牢型多機能タブレット端末「HDT320」を用いて、重機の位置誘導と施工状況の進捗管理を行うシステムです。施工結果は一打ごとにクラウドに自動更新されるため、USBなどでデータの持ち運びをする必要なく、Webで帳票出力ができます。
誘導員の削減や安全な施工を実現
従来のように、誘導員が杭の下を覗き込みながら位置を確認する必要がなくなるため、誘導員の削減やより安全な施工が実現できます。また、専用のタブレット端末を施工機に設置し、施工箇所の位置目標を画面上に表示させることで、目印となる目杭を打つ作業が不要となり、オペレータはガイダンスをもとに施工を行います。
オペレーター自身で施工機誘導
タブレット上には、施工前、施工中、施工完了と、施工状況を色分け表示できるため、打ち忘れ等のミスを軽減し、施工状況の進捗管理を行うことができます。
リアルタイムに進捗管理
施工前:工区設定データなどを重機側に送信
施工中:進捗施工データの確認、リモートサポート
施工後:施工結果をCSVデータなどで出力
クラウドサーバを介した現場との迅速なやりとりが実現できます。
目標設定方法
- 目標座標をあらかじめ入力して施工する方法。および、現場の2本の抗を基準にシフト量を入力して施工する方法に対応。
- インターネット経由でサーバーに上がった成果を帳票として印刷することや、CSVファイル形式でダウンロードし2次加工することも可能。
堅牢型多機能タブレット端末『HDT320』を活用
過酷な現場での使用を前提とした、タフなタブレット端末
HDT320は、建設機械に後付け設置可能な堅牢型Androidタブレットです。2周波GNSSモジュールを2基搭載し、建設機械の位置や方位をセンチメートル級精度で計測し、マシンガイダンスや位置誘導・機械制御に利用できます。過酷な現場における使用を前提とした耐振動、耐衝撃、防塵、防水性能を有しています。
2周波RTK-GNSS受信タブレット端末HDT320[製品リンク]
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