ミリ波レーダー接舷支援システム
商品について
- 海洋
- レーダー
24GHz帯のミリ波レーダーを用いた接舷支援システム。土運船の側面にレーダーを設置し、浚渫船との距離を高精度に計測。無線を経由して押船のブリッジ内PCに計測情報をリアルタイム表示させ、画面をみながら接舷を行うことができます。雨や霧などの影響を受けづらく、見通しの悪い荒天時にも対象物との距離を計測することができます。
特 徴
接舷支援システムの主な特徴
- 見通しの悪い荒天時でも安全に距離計測
- バッテリー駆動で簡単取り付け
- 2種類のレーダーで安定した計測を実現
- 平行や前後の判別が可能
システムイメージ
前後2箇所のレーダーを使い接舷を支援
土運船の甲板に設置した2箇所のミリ波レーダーにより、浚渫船までの距離(最大23m)を計測します。
レーダー照射位置や設置条件などにより土運船側からの計測が難しい場合は、浚渫船側にレーダーを設置しても同等に計測を行うことが可能です。
画面イメージ
レーダーを設置した土運船(画面左)と対象物となる浚渫船(画面右)を画面上に表示、浚渫船側面までの距離を10cm単位で計測します。
システム構成
土運船に設置した場合
土運船の側面にレーダーを設置し、浚渫船との距離を高精度に計測。無線を経由して押船のブリッジ内PCに計測情報をリアルタイム表示させ、画面をみながら接舷を行うことができます。
一体型ユニット(送信機側 構成例)
置くだけで簡単に計測
受信機、送信機ともにコンセントや発電機による電源供給が不要のため、置くだけで簡単に計測できます。
優れた環境耐性
環境変化や照度変化に強い
波長がmm単位となる20~300GHz帯のミリ波は、電波でありながらレーザーのような強い直進性があります。
カメラやLiDAR (ライダー)とは異なり、雨や雪など視界不良な荒天時でも検出が可能で、太陽光の反射など急激に照度が高まった場合も、安定して計測することができます。
ミリ波レーダーユニット
ミリ波レーダーは、電波を用いてターゲットの位置や速度を測る小型センサーです。重機後進時の衝突防止アラームや車両入退場時の警報システム、作業船の接弦支援や水位・波高計測など、様々な用途に応用できます。弊社が提供しているミリ波レーダーは、「屋外での利用」「車両と人を見つけること」などに向いている仕様となっております。
製品のラインナップや仕様など、詳しくは以下をご参照ください。
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