EagleEye クラウド型変位計測システム
商品について
- NETIS
EagleEye(イーグルアイ)は、GNSS受信機を用いた変位計測システムです。トンネル掘削時の地山の挙動や、道路やダムののり面、工事現場における山留めや土留めなどの変位を長期的に監視します。計画した観測点に単管などでGNSSを設置し、24時間365日常時ミリオーダーの計測を行い、長期的にデータ取得をすることで変位兆候をとらえます。
- ユーザー様専用
NETIS登録情報はこちらから『QS-230011-A』 [外部リンク]
お知らせ
NEWS:NETISに新規登録『EagleEye クラウド型変位計測システム』(2023年7月)
NEWS:リニューアルサイト切り替えのお知らせ(2023年2月)
特 徴
EagleEyeの主な特徴
- ミリオーダーの高精度測位
- 24時間365日変位をモニタリング
- 作業員の安全や業務の効率化を支援
- クラウドサーバで15分毎の解析、変位状況はブラウザで確認
ミリオーダーの高精度測位
EagleEye (イーグルアイ)は、1周波GNSSによる静的干渉測位法(スタティック測位)による解析手法を用い、過去6時間のデータから15分に1回解析を行います。±5mm程度の高精度測位を実現し、人の目では判定できないような細かな変化を検知。24時間365日位置情報の変位をモニタリングします。
システム構成
GNSSで取得した計測データをクラウドサーバへ自動送信。送信された計測データをもとにスタティック解析処理を行い、解析されたデータはPCやタブレット端末でいつでも閲覧できます。
解析データ監視
計測データをもとに解析された情報は、専用のWEBサイトでどこからでも確認できます。
アラート通知
変位がしきい値を超えた場合、メールでアラートが通知されます。
専用ページ(操作画面イメージ)
専用ページにログインし現場情報を登録いただくと、設置した変位観測局の情報がリアルタイムに表示されます。
現場のCAD図面を表示されたマップに反映することも可能です。
様々なシーンで観測可能
のり面、斜面など長期的な変位モニタリングとしての用途のほか、トンネル、ビル、高速道路、鉄道、橋梁など大型構造物の変位計測が可能になります。
仕 様
計測
測位方法 | L1 波(1575.42MHz)による静的干渉測位法(スタティック測位) |
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データエポック時間 | 15 秒毎 |
解析セッション | 15 分毎 |
解析精度 | ± 5mm rms (解析精度は環境に影響されます)) |
変位観測装置 | (基地局)1 台当たり、変位観測装置(移動局)最大9 台 |
変位計測装置 機器
外形寸法 | 300 × 300 × 151mm (アンテナ含まず) |
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電源電圧 | AC100 動作 |
動作温度範囲 | 0℃ ~ 60℃ |
動作湿度 | 5~95% (ただし、結露は除く) |
GNSS
GNSS | GPS L1 C/A、GLONASS L1、BeiDou B1(GLONASSとBeiDouは排他利用) |
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Rawデータ出力 | 専用バイナリーフォーマット |
使用アンテナ | AR170 |
利用可能エリア | NTTドコモ通信エリア内 |
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