LRWarning 車線規制工事警報システム
商品について
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LRWarningは、77GHz帯ミリ波レーダーを使用し、高速道路や一般自動車道上にある工事用車両出入り口から車両が安全に出庫するためのシステムです。工事用車両出入り口より任意の箇所に77GHz帯ミリ波レーダーを設置し、後方より車両が接近していないかを知らせます。レーダーが車両を検知した際はパトライトが点灯し、色分けして注意喚起することで接触事故を未然に防ぎます。
NETIS登録情報はこちらから『QS-210049-A』 [外部リンク]
※工事車両退場警報システム『E2Warning』と同じ登録番号での取得となります
特 徴
LRWarningの主な特徴
- 高速で移動する車両をミリ波で検知
- 雨や霧などの荒天時や夜間でも計測可能
- システムとの併用で交通誘導人員を削減
- 検出距離の調整が可能
LRWarningの必要性
高速道路や一般自動車道上にある工事用車両出入り口から車両が出庫する際に、後方から接近する車両はみえづらく、速度も速いため合流時に接触事故が起こる危険性があります。
従来は交通誘導員を数名配置し、無線機でのやりとり等で対策をしていましたが、荒天時や夜間作業の場合、見落とし等の発生リスクがありました。LRWarningを併用することで、より確実に出庫をサポートでき、人件費削減など費用面でのメリットも期待できます。
システム概要
工事区間の手前2箇所にミリ波レーダーを設置し、対象車線に向かって照射します。レーダーで受信した情報は無線機を通じてパトライトに送信、設置地点の情報ごとに色分けして点灯することができ、本線に合流しようとする工事関係者に対して三段階で注意喚起を行います。
※通信に無線機を用いるため、必ず視通が必要になります。
例えば、ミリ波レーダーを500m(A地点)、250m(B地点)の2箇所設置した場合、以上のような色分けでドライバーや交通誘導員に対し注意喚起することができます。
※異常が発生した際には、全色が点滅します。
機器構成イメージ
送信機側のレーダーで受信した情報を無線を介して受信機側に送信、受信機側のパトライト(スピーカー付)を発報させることで注意喚起を行います。
※各ユニットで電源が必要になります。
優れた環境耐性
ミリ波レーダーでは、周波数30GHz~300GHz帯の電波を用いるため、雨や霧、逆光や暗闇などでも対象物を検知することができます。
光に干渉しない周波数帯であるため、カメラでは難しかった逆光時や夜間時のセンシングが可能です。また雨や霧などの細かい粒子を拾わないため、LiDAR (ライダー)では難しかった荒天時のセンシングにおいても活用でき、代替品や併用品として用いられるケースが増えています。
ミリ波レーダーユニット
ミリ波レーダーは、電波を用いてターゲットの位置や速度を測る小型センサーです。重機後進時の衝突防止アラームや車両入退場時の警報システム、作業船の接弦支援や水位・波高計測など、様々な用途に応用できます。弊社が提供しているミリ波レーダーは、「屋外での利用」「車両と人を見つけること」などに向いている仕様となっております。
製品のラインナップや仕様など、詳しくは以下をご参照ください。
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