LiS㎥ 運搬船積載量計測システム
商品について
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LiS㎥(キュビズム)は、ガット船などの運搬船に積載した材料の体積を、LiDAR-SLAMで計測した3次元点群データとして体積計算プログラムに取り込み、船倉の位置を合わせることで積載量を算出できる運搬船積載量計測システムです。
特 徴
LiS㎥の主な特徴
- ひとりで安全に検収
- 短時間で積載量算出
- 海上工事ICT
システム概要
ハンディスキャナを積載した材料に向け、一周歩いてまわるだけで計測ができます。計測した3次元点群データをUSBケーブルでPCに取り込み、船倉の位置を合わせることで積載量を素早く簡単に算出できます。
ひとりで安全に検収
従来の積載量計測では、3~4人でポール・ロッドテープ・スタッフを用いて10分程度の時間を有していました。また、作業員による計測誤差や船倉内の材料に乗って計測を行うなど危険が伴うケースもありました。
LiS㎥を用いた計測では、ハンディスキャナを持ち船倉周りの安全なところを一周まわるだけで計測が完了します。計測時間は1分程度、ひとりで安全に検収作業を行うことができます。
計測方法(動画)
短時間で積載量算出
従来は計測結果をメモに記録し、船倉全体の体積から積載されていない部分の体積を電卓で減算して積載量を算出していました。
LiS㎥を活用することで、ハンディスキャナで計測した3次元点群データ(LASデータ)をUSBケーブルでPCに取り込み、必要箇所を入力するだけで積載量を素早く簡単に算出できます。
積算量算出(動画)
設定と算出
メッシュサイズと高さ算出方法を設定
● 計測する船倉のサイズを事前に登録する。
● 積載量算出の為のメッシュサイズと高さ算出方法を設定する。
・メッシュサイズは、0.25~2.00mまでを0.25m単位で変更可能。
・高さ算出方法は、最高・平均・最低・最頻から選択できます。
● 船倉の位置を調整する。(キャリブレーション)
LASデータは任意座標となるため、船倉をマウス操作で合致させます。
操作時間は5分
積載量の算出
・投入作業開始前(積荷)と終了後(残荷)を計測することにより投入量を算出することができます。
・残荷は平均高さを入力することによって残荷体積を算出できます。
積載量結果出力
積載量の成果は画面をそのまま印刷可能
海上工事ICT
LiS㎥ を活用することで生産性向上や安全対策に寄与します。
・従来計測と比較し 90% の時間短縮を実現
・計測作業員を 70% 削減
・計測誤差などのヒューマンエラーを軽減
・危険な作業を軽減し安全な計測を実現
・必要箇所を入力するだけで自動的に積載量を算出
FJD TRION P1 (LiDAR SLAM ハンディスキャナ)
FJD TRION P1(トリオン P1)は、SLAM技術を搭載した3D LiDAR ハンディスキャナです。強力なSLAMテクノロジーにより、直射日光の下や夜間でも、昼夜屋内外問わず計測することができます。専用アプリを活用することで、リアルタイムに点群を可視化。リアルタイムパスを追跡でき、1回のスキャンで完全なデータキャプチャを実現します。
スペック情報など詳しくは以下をご参照ください。
SATLAB Lixel X1 (LiDAR SLAM ハンディスキャナ)
SATLAB Lixel X1(リクセルX1)は、SLAM技術を搭載した3D LiDAR ハンディスキャナです。最新の SLAM (Simultaneous Localization And Mapping) テクノロジーと最も効率的かつ革新的なアルゴリズムを組み合わせることで、3D 点群データの取得効率を最大限に向上させます。
スペック情報など詳しくは以下をご参照ください。
運搬船積載量計測システム用PC推奨スペック
CPU | Core-i7(10世代以降) |
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メモリ | 16GB |
グラフィック | インテル Iris以上 |
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