WaterLevel 水位波高計測システム
商品について
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24GHz帯のミリ波レーダーを用いた水位波高計測システム『WaterLevel』。レーダーを橋梁や水道設備などに固定し、水面に向かって垂直に照射することで、水位と波高を非接触に計測することができます。計測データは無線ユニットを通じてPCへ送信、離れた場所から遠隔で現場状況の確認ができます。波高がしきい値を超えると注意報と警報を二段階でお知らせし、天候に左右される河川・海洋などの工事現場の安全管理をサポートします。
NETIS登録情報はこちらから『KTK-210019-A』 [外部リンク]
お知らせ
NEWS:『System Integration Award賞』受賞のお知らせ(2023年4月)
NEWS:NETISに新規登録『ミリ波レーダー水位波高計測システム』(2022年3月)
特 徴
WaterLevelの主な特徴
- 水位と波高を同時に計測
- 雨風の強い荒天時でも安全に遠隔監視
- 非接触型のため破損や流失リスクが低い
- 橋梁や水道設備などに簡易設置が可能
システム概要
無線システムで遠隔監視を実現
レーダーを橋梁や水道設備などに固定し、水面に向かって垂直に照射することで、水位と波高データを非接触に計測することができます。計測データは無線ユニットを通じてPCへ送信され、遠隔で水位・波高を監視できます。
※ 受信機側・送信機側ともに、別途電源が必要になります。
表示画面
水位・波高の計測情報を画面表示
水位値は毎秒計測データを記録、波高値は10分毎に有義波高値を算出し記録します。
有義波高値がしきい値を超えると、注意報と警報の2段階でメールが転送されます。
有義波高値とは
有義波高値とは、毎秒算出される波高データから上位1/3の波高を平均した値のこと。
気象台が発表する『波の高さ』は、この『有義波高値』にあたります。
帳票出力
1日2回、指定時刻の有義波高値が帳票に自動入力されます。
設置例
水面までの距離10~12m程度、高さのある橋梁の外側に単管を用いて固定した設置例。
ミリ波レーダーユニット
ミリ波レーダーは、電波を用いてターゲットの位置や速度を測る小型センサーです。重機後進時の衝突防止アラームや車両入退場時の警報システム、作業船の接弦支援や水位・波高計測など、様々な用途に応用できます。弊社が提供しているミリ波レーダーは、「屋外での利用」「車両と人を見つけること」などに向いている仕様となっております。
製品のラインナップや仕様など、詳しくは以下をご参照ください。
仕 様
型式 | OSA-UWLM-24SS |
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レーダータイプ | FMCW |
周波数 | 24GHz |
検出距離 | 2m~17m |
レーダー角 | H:10 , V:10 |
距離精度 | 2cm |
インターフェース | RS-232c |
寸 法 | 164×1126×77mm |
重 量 | 1.0kg |
入力電源 | DC 10.5V~28V |
動作温度 | -35℃~60℃ |
湿度 | 0~95% RH |
防水性能 | IP-68 |
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