ニュースリリース
2020年11月18日
雨や霧でも安全に距離計測!ミリ波レーダーを用いた接舷支援システムの販売を開始!
株式会社アカサカテック(本社:横浜市金沢区、代表取締役社長:加瀬太郎)は、2020年より取り扱いを開始した24GHz / 77GHz / 79GHz帯ミリ波レーダーモジュールの活用製品として、新たに接舷支援システムの販売を開始しました。
新製品の概要
本製品は、ミリ波レーダーで距離計測を行い、計測データをPCにリアルタイム表示させます。ミリ波レーダーを活用することで、見通しの悪い荒天時においても、画面をみながら安全な接舷が可能になります。従来品と比較するとコストパフォーマンスに優れ、一体型ユニットを置くだけで簡単に利用できます。
■ 画面で距離をみながら接舷
レーダーを設置した土運船(画面左)と対象物となる浚渫船(画面右)を画面上に表示、浚渫船側面までの距離を10cm単位で計測します。
■ バッテリー駆動で簡単取り付け
受信ユニット、送信ユニットともにコンセントや発電機による電源供給が不要のため、置くだけで簡単に計測できます。
■ 見通しの悪い荒天時にも距離計測
カメラやLiDAR (ライダー)とは異なり、雨や雪など視界不良な荒天時でも検出が可能で、太陽光の反射など急激に照度が高まった場合も、安定して計測することができます。
■ 2種類のレーダーで安定した計測を実現
送信ユニットは、近距離向けレーダー『OSA-DH-BC7』を下部に、長距離向けレーダー『OSA-F77G-PA-EV』を上部にそれぞれ配置することで、より安定した計測が可能になり、取得した計測情報は、バッテリー内蔵の無線BOXを経由し、押船側のPCに送信されます。
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