AKT | アカサカテック|GPS/GNSSを活用した船舶・建設・情報化施工システム

BLOG

お客様の声

信頼される一気通貫したサービスを目指して

株式会社埼玉測機社 様

埼玉県を拠点に測量機器・OA機器の専門商社として成長を続ける株式会社埼玉測機社(以下敬称略)は、AKTの販売店として、2016年からお取引をさせて頂いているパートナー企業です。取引当初よりお付き合いのある執行役員 営業本部本部長の大井英信様(以下、大井本部長)に、AKT製品の反響や今後の事業展開についてお話を伺いました。

  • 建設業向け

創業45年、一気通貫したサービスの提供

株式会社埼玉測機社 大井英信様

埼玉測機社 執行役員 営業本部本部長 大井英信様
「埼玉測機社では、社員一人一人が専門知識を有するセールスエンジニアであるという意識のもと、モノの販売だけではなく、最先端技術や市場動向を捉えた提案、設備投資計画、機器の利用状況を総合的に診断してコーディネートを行うなど、一気通貫したサービスの提供を目指しています。」
 
測量機器・OA機器の専門商社として成長した埼玉測機社は、測量機メーカーである測機舎(旧:株式会社ソキア 現:株式会社ソキア・トプコン)から昭和51年に独立、今年で創業45年になります。
 
現在は、主軸である測量機器のレンタルや販売に加えて、測量に必要なCADなどのソフトウェアの提供、パソコン設置やシステム構築、OA機器の販売や保守サポートの提供など、幅広く業務改善・効率化の提案を行っています。
 
『技術もサービスも”製品の一部”』という埼玉測機社のテーマは、創業時から変わらず継承されています。

信頼される関係性を育む

インタビュー風景
取材風景(写真左:アカサカテック(AKT)営業部 藤田 右:埼玉測機社 大井本部長)
  
「気軽に相談してもらえるよう、お客様に寄り添う意識で日々の業務を行っています。企業理念にもある『信用・信頼』という言葉を、社員一同とても大切にしています。」
 
日々の業務で大切にしていることについて、こう話して下さった大井本部長。
インターネットで調べれば多くの製品情報がでてくる時代に、製品の金額や性能だけでなく、あなたから買いたい、信頼していると言ってもらえる関係性は、多大なるアドバンテージなのかもしれません。

AKTとの出会い、人間同士の関わり合い

インタビューを受ける大井本部長

埼玉測機社とAKTとの出会いは2016年、埼玉測機社の本社を尋ねた弊社営業部の加瀬(現:代表取締役社長)や山田(現:営業部部長)との出会いに遡ります。
 
「最初お会いした時は、確か『GPRoller(現:『SmartRoller クラウド型転圧管理システム』)』の営業にこられていて、その後勉強会や提案資料を通じて『EagleEye(クラウド型変位計測システム)』『VasMap(工事用車両運行支援システム)』などの製品を知りました。
 
たまたま同時期に、ゼネコンのトンネル工事の仕事をやり始めていて、先方から色々と要望を頂く機会が多く、技術提案の資料をみせてもらった際に、『EagleEye』や『VasMap』などの製品名が書かれていて。直ぐにアカサカテックのことを思い出し、加瀬さんに連絡をしました。
 
製品について本当に色々と教えてもらい、資料まで作ってもらった記憶があります。ここまでやってくれるのかと、当時非常に感銘を受けました。3年近くの現場を一つ終えたときに、加瀬さんから『また一緒にやりましょうよ』と言ってもらえたことが、とても印象に残っています。」
  
会社間で始まる取引の根底においても、先ず人間同士の関わり合いがあります。『信用・信頼』という言葉を大切にする、大井本部長の姿勢が感じられるエピソードです。

AKT製品の反響

VasMap 製品写真
  
『SmartRoller』『VasMap』『EagleEye』『RTF300(1周波 RTK-GNSS受信機)』
  
実際に販売しているAKT製品や反響についてお話を伺うと、この4製品をあげて下さいました。

「なかでも『VasMap』は入り口的な商品としてどこにいっても反応が良く、導入して必ず喜んでいただけるので、新たなお客様の発掘にも繋がり、弊社としても積極的に提案したい製品のひとつです。

利根川・荒川などを有する埼玉県では、高規格堤防工事の発注が盛んです。堤防工事ではダンプ運搬の比重が大きく、適正な運行管理が求められていました。貴社の『VasMap』は、リアルタイムの車両の位置管理でき、安全かつ効率化が図れます。操作性も簡便と好評を博しています。」
  
 
VasMap システム画面
 
VasMap(バスマップ)は、GNSS機能付きAndroidタブレットを利用した車両の位置管理/安全運行支援システムです。ダンプや業務車両のダッシュボードにタブレットを設置するだけで、運転者には音声ガイダンス、事務所側ではインターネットを通じて車両位置をパソコン画面で把握でき、運行記録の出力も簡単に行えます。

VasMap 工事用車両運行支援システム

今後の事業展開

HDT320をもつ大井本部長
新製品HDT320をもつ大井本部長

最後に、今後の事業展開についてお話を伺いました。
 
「今現在、コロナウイルスの感染症の影響もあり、業務の効率化がより求められます。さらに慢性化した人手不足による機械化、自動化は避けて通れない我々の命題です。そこで貴社の保有する各システムは、今後の業界の発展に必ずや寄与することと確信しております。

また、互いに切磋琢磨して、現場でのさまざまな要求を解決する企業でありたいと考えます。当社でも、お客様から要望のあるドローンレーザーの導入を図り、また営業社員へMicrosoft surfaceを貸与し、フィールドワーク向上の環境づくりに着手するなど、時代に即した変化をはじめています。お客様の有益なパートナーとなりえる企業として、最高の技術とご満足をこれからも提供してまいります。」
   
ICTの部署をもっと強化したいと話す大井本部長。
ICTシステムを導入した重機に対して、専門知識を有するセールスエンジニアとしてどこまでサポートをしていけるか。埼玉測機社では、ICT分野における技術サポートや設計データの作成など、一気通貫したサービスを目指しています。
  
我々AKTも、新製品として発売を開始した2周波対応のRTK-GNSS受信機『RTF500』や『HDT320』をはじめ、使いやすいハードウェアの開発、そしてお客様のニーズに柔軟に対応したソフトウェアを軸に、今後も埼玉測機社様と共に業界の発展に寄与できるよう、一層の努力を重ねて参ります。
 
この度は、貴重なお話をありがとうございました。 
(取材日2020.07.02)

株式会社埼玉測機社 熊谷営業所

株式会社埼玉測機社 [外部リンク]

新製品情報

製品紹介

HDT320 2周波 RTK-GNSS受信タブレット端末
HDT320は、AndroidOSを搭載した堅牢型・多機能端末。2周波RTK-GNSSを2基搭載、スマホ感覚の操作性、重機への接続を前提に作られた強固な筐体、信頼性の高い物理ポートインターフェイスが特徴。現場・ビジネスニーズに応じた多種多様なアプリケーションに対応できます。

  
RTF500 2周波 RTK-GNSS受信機
RTF500は、シンプルな機器構成でセンチメートル級精度の測位を実現する、産業向け汎用型2周波RTK-GNSS受信機です。専用スマートフォンアプリ「SmartMate(スマートメイト)」を使い、簡単な操作でセンチメートル級精度の単点計測、単点逆打ち誘導、測線誘導が行えます。記録データはクラウドサービス「regolith(レゴリス)」と同期し、データ整形して各種業務に活用できます。

製品カタログをダウンロードする

関連記事

pagetop